スイッチオン・オンの生き方

こちらの書籍はとある方から、オススメしていただいて、なんとなく気になっていたのでamazonでポチって読みました。

気になっていた理由としては、大きく2つあって。

一つ目は、この書籍の内容をざっくり説明していただいた時に、とても興味深く面白かったこと。

二つ目は、何度か講演会などでお世話になった「人間学を学ぶ」雑誌、致知出版社の書籍だったことです。

「それだけで?」って思われるかもしれませんが、
私にとって致知出版社との出会いはとても大きなものだったのです。

その点について少しだけ書くと、私が仕事でもプライベートにおいても、社会で心地よく上手に生きていくには「人間的な成長」、つまるところ「人間力」が重要なんだなぁと思い知らされた20代後半ごろに、「致知」という人間学を学ぶ月刊誌と出会いました。それをきっかけに、私は様々なものに対する見方や考え方が変化していきました。
「こんなに大切なことを、なぜこの歳になるまで知らなかったのか」と悔やまれるような思いがするほどでした。

もし気になる方がいましたら、致知出版社の人間学を学ぶ月刊誌「致知」を一度チェックしてみてください。
様々な分野で活躍される著名な方の言葉や、普段目にすることはなくとも、自分の人生を懸命に生きる方の言葉は、自信を磨き成長させたい人にとってはきっとためになると思います。
https://www.chichi.co.jp/

もとい。

内容については、この書籍の帯に驚くほど的確にまとめられているように思います。

遺伝子が目覚めれば、人生が変わる

1人の人間が持っている遺伝子情報は大百科事典3200冊分にも匹敵する。
しかもそのすべての情報が1粒の米を60億に分けたぐらいの極小スペースに入っている。
ノーベル賞をもらう天才と普通の人とは遺伝子レベル見ると99.5%同じ。

眠っている0.5%の遺伝子をどうやってオンにするか

あら?眠っている0.5%であってるんかな?
人は脳みその潜在能力のうち、10%程度しか使っていないとか、この本にも98%眠っていると。

また、人類のほぼ全員遺伝子レベルで見ると99.5%同じだと書いてあります。

たしかに、著名な方でも成功している経営者の方でも、「私は凡人だと思っているので、人よりたくさんの時間を費やしてきた」ようなことをおっしゃっています。
しかし、成功している方がそれを言っても、ちょっと「あなただからできたんですよね?」って思いがち。
でも、実はシンプルにずっとこつこつ積み重ねて辛抱強くチャレンジし続けているのかもしれません。
あのイチローさんもこうおっしゃってますよね。

努力せずに何かできるようになる人のことを
「天才」というのなら、僕はそうじゃない。

努力した結果、何かができるようになる人のことを
「天才」というのなら、僕はそうだと思う。

人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。

この本には、常識的な考え方では理解を超えるようなことがたくさん書いてあります。

でも、もしそれが本当であるならば、私たちは今の自分では想像できないような未来を創造できる可能性としてとらえることができるかもしれません。
また、後半には具体的に物事の捉え方や考え方をシフトすることで、「スイッチオン」にする方法が書かれています。

一度きりの人生、どうせなら思いっきり人生を堪能し挑戦したい、そんなように思える方にとっては勇気付けられる書籍だと思います。

「人生を変えるメンターと出会う法」を読んで

久しぶりにamazonで注文してから手元に届くのが、
とても待ち遠しい気分を味わいました。

それが、この書籍「人生を変えるメンターと出会う法~自分の磨き方、高め方~。」です。

私は20代の後半ごろまで、人の意見を聞いたり
素直になればい典型的な「我の強い」人間だったと振り返って思います。

ですから、先輩デザイナーに自ら進んで意見を聞きに行ったりできず
また、つくったものが否定されようものなら、
「見る目ない人だ!」とか「わかってないなぁ…」みたいに
捉えがちだったように思います。

今思うと、かなり痛い人だったように思いますが、
当時は本当にそう思っていたんですね。
自分が正解だと。

そんな私も色々経験していく中で、成長し
ある時から「メンター」という言葉と存在を意識するようになりました。

何事においても、最終的にやるのは本人であり
本人次第であるとは思いますが、
それをうまく指導、導いてくれる存在というのは
とても大きいものだと気付きました。

特に、会社を起こしてからは、自分の足りないものや
これから必要なものと向き合う機会が増えました。

自分一人乗り越えて行くには、どう考えてもキツイことや
起業当時などは、それらを相談できるような人が
身近にいるという人は、そんなに多くないのではないでしょうか。

そして、出会ったこの本。

著者の本田健さんの書籍や動画は色々拝見させていただきましたが、
この本もまた、私にたくさんの気づきを与えてくれました。
そういった「気づき」のこと含め、
デザイナー、社外にいるデザイン会社と企業の関係性みたいなところも少し
書いてみたいと思います。

ホワイトメンター、ブラックメンター

この言葉を目にした瞬間に「おっ、なるほど!」と、内容を読む前にビビッときました。

数々のメンターに出会うことで、いまの自分が形作られてきたと思うのですが、尊敬できる素晴らしいメンターばかりだったかといえば、そうとは限りません。

え?そうなんですね!!!
メンターと聞くと、無意識のうちにどこか「素晴らしい賢人」とか「徳の高い人」みたいなイメージを描いてしまっていました。
ですが、この書籍ではビジネスで成功しているが人間関係がボロボロだったり、社会的に貢献していても経済的には綱渡りだったりというような人がいたと書いてあります。

たしかに、私の周りにも会社の状況があまりよくないようなのに、やたらと「社会貢献」という言葉や行動が多い人がいて気になっていました。
まずは自分の会社を、自分の足元をしっかり固るほうが大事なんじゃないのかな?と疑問でした。
よくよく考えてみたら、それは「誰かに注目されたい」とか「私のところはこんないいことやってるんですよ」的なアピールだったりして、そこの代表自体の承認欲求のためだったり、本来その会社が行うビジネス活動とは少しズレたところにあるのかなと個人的には思っています。

その人の生き方に憧れるような人を「ホワイトメンター」、
そうでない人(反面教師的な人)を「ブラックメンター」とあります。

私は結構この「ブラックメンター」に恵まれてきたのかな?とちょっと古傷がうずくような感覚とともに、にやっとしてしまいました。笑

超一流メンターの罠

どんな世界にも、超一流レベル、一流レベル、二流レベル、三流レベルというものがあり、
「超一流から三流レベルまであるとしたら、誰だって超一流を目指したいに決まっている」と考えたのなら
それはあなたが「上昇志向が強い」のであって、必ずしもみんなそうとは限らない。

ここで大切なのは、超一流がよくて、三流がダメだということではないことです。

この部分にもはっとさせられました。が、以前の私とは少し違うのは驚きというほどではなかった点。ちょっと成長できているのかな?笑

それは、“人にはそれぞれ役割やポジションがある”ということをここ何年かの間で、心からそう思えるようになってきたからです。
昔は、上位のポジション、リーダー的なポジション=えらい、すごいみたいに信じきっていました。

また、超一流や一流はいろんなものを犠牲にしがちだったり、プレッシャーとの中で息苦しかったりするので、二流ぐらいが一般的な幸せに近いのかもしれないとあります。

そこもまた、「自分がどうなりたいか?在りたいか?」自身の価値観を理解して、どんなメンターが自分にとっていいのか?
まずそこがないといけないのかなと思いました。「有名だから」とか「会社をいくつも経営している方だから」みたいな理由だけで決めてしまうと、うまくいかないのかもしれません。

「超一流のメンターにつくこと」に対しての注意点も記載があり、そこもおもしろかったです。
「超一流の人はモラルや常識がなかったり、普通の人が考えるすべてを超越している」それゆえに、超一流のメンターにつこうとして大火傷した人をたくさん見てきたそうです。
また、そもそも自分も超一流になろうとする人は、弟子入りを考える必要がない、超一流は誰にも弟子入りしないことが多いとも書いてありました。

実はたくさんのメンターが周りにいて歩いてきた

読んでいて気づいたのは、自分自身も実はたくさんのメンターと出会って、その中で成長してきたんだなぁということです。
メンターというのは師弟関係を築いて、指導を受ける。みたいなことだけでなかったんですね。

私だったらたとえば「中学校の時の部活の先生」だったり、
「制作会社時代の社長、先輩」だったり、起業する頃でいえば「起業支援のプログラムで担当となり、その後も定期的にアドバイスをくれる中小企業診断士の先生」だったり。

他にも「心のメンター」という点で言いますと、とても影響を受けた「岡本太郎」さんだったり、「松下幸之助」さんだったり。
変わりどころ?でいえば、棋士の「羽生善治」さんだったり。書籍や動画などで、彼らの考え方や言葉は、私の手本であり迷った時の心のよりどころになっています。

人生は早く目標に到達するためのものではない

メンターに出会ったからといっって、頂上まで最短距離でいけるということではない。
また、人生は早く目標に到達すればいいというものでもない。

この言葉で、私は少し気がラクになりました。いつのまにか、「早くあれしないと!」「早く結果を出さないと!」「早くできるようになりたい!」と、
なんでもかんでも急ぎがちだったところを見直さないといけないと思いました。

著者の本田健さんが、他の動画で「もし早く目標に到達するのがいいんだったら、人生は早く死ぬのがゴールにならない?極論だけど」みたいなことを言っていたのを思い出しました。

多くの気づきを得たこの書籍、私はものづくりやデザインが好きで、考えたり作ったりしている時が楽しい。
人生も同じように、そのプロセスは色々大変なことがあるけど、それを楽しまないといけないなと、それを一番感じました。
それをうまく活用する、道から大きくはずれないようにという意味のよりどころとしてのメンターが私には必要かもしれません。